エゴマとは

 エゴマ(荏胡麻)は一年生のシソ科植物で、東アジアで食べ物として栽培されている植物です。 エゴマはゴマの仲間とよく間違われますが、食べ方がゴマとよく似ていますが、エゴマの成分・効能はゴマとは全く違います。 なぜならエゴマには、胡麻にはほとんどないアルファ・リノレン酸という健康によい油が60%以上も含まれているからです。

α-リノレン酸とは

 α-リノレン酸とは、人間が生きていく上で欠かせない油(必須脂肪酸)であり、生活習慣病または成人病(ガン、動脈硬化、脳こそくなど)、視力障害、アレルギーなどの病気にも有効といわれています。 また、α-リノレン酸は体脂肪としてたまりにくいのでダイエットにも効果があります。一日に5〜10グラムはα-リノレン酸の油を取ることが健康のために望ましいのです。 しかしながら、現在の日本人にはα-リノレン酸が不足しています。この不足を手軽に補ってくれるのがエゴマなのです。
 α−リノレン酸は人の体の中で作り出すことができない必須脂肪酸で、今アメリカで生活習慣の改善に役立つ油として評価が高いオメガ3系脂肪酸です。 もう一方の必須脂肪酸であるオメガ6系(リノール酸など)とバランス良く摂取することが、体にとって重要です。現代人の食生活はオメガ6系脂肪酸を過剰摂取しているにも関わらず、α−リノレン酸を含むオメガ3系脂肪酸が不足しているといわれています。

川本エゴマの会 代表 竹下 禎彦さん

竹下氏画像

 とても、穏やかにいつもお話になる方です。静かに言葉を選びながら話されるその様子は、とても安心感があります。 エゴマに対する価値の追求、研究についてはとても熱心で、栄養学的にもまた農業技術の側面からも日々学ぼうとしていらっしゃいます。 また奥様は、エゴマの食について、とても創作意欲のある方です。さまざまなエゴマの料理方法を考えて人においしいと食べてもらえることに喜びを感じる方です。 明るくてはつらつとした人柄が魅力的ですね。このご夫婦二人の力でこの川本町のエゴマは、広まっていっています。

竹下さんとエゴマの出会い

えごま画像













  竹下さんは、川本町役場の職員を退職後(H14年)、豊富な経験を持つ高齢者が、持てる能力を更に磨き、生きがいをもって活動するための、 高齢者大学校「シマネスクくにびき学園」に入学しました。その在学中、学校の旅行で高山の朝市でエゴマと初めて出会います。 新しい転用農業作物として、またその栄養価の高さにとても興味を持ったと言います。その後広島県の福富町でのエゴマの全国大会に参加。 エゴマのよさを再認識します。そのよさを伝えようと、川本町に帰り、「川本エゴマの会」を発足させます(H17年)。 エゴマの作付けから、収穫後の加工の為の搾油機械、乾燥機を導入し本格的に始動します。

工夫の賜物

えごまの料理画像

 栄養価はもちろん、食べ方もいろいろ出来るのがエゴマのいいところです。 竹下さんのすごいところは、エゴマに対する学術的な知識もさることながら、熱心に研究なさることですね。 また奥様、美智子さんは、エゴマを使った料理の創意工夫が素晴らしいです。 食として日本人の栄養を支えるにはエゴマが手軽であると言うけれど、食べ方を知らない方も多いのが、現状。 こんなに手軽に簡単に出来るところを、メニューも合わせてご紹介していきますね。

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